都営浅草線全20駅 A18浅草駅:電気ブラン 浅草にある神谷バーの創業者、神谷伝兵衛が作ったブランデーが混合されたアルコール飲料

A18浅草駅

“電気ブラン”の話 

 “電気ブラン”

 名前くらいは知っていたが、口にしたことはなかった。引用にあるように、口の中がしびれる状態と、電気でしびれるイメージとが一致していたため、ハイカラな飲み物として人気を博したらしい。

 そんな感じなことも聞いたこともあった。ただ、口にしたことはなかった。2009年のこと。そいつは事故で大けがを負ってしまう。東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅にあるリハビリテーションに入院。リハビリをはじめることとなった。その日はそいつの両親も来ており、少しだけ話をすることが出来た。

 すると、そいつの父に “飲みにいかーねか?”と誘われ。母も含め3人で、電気ブランで知られる神谷バーに向かう事になった。なにを話したか思い出すのも難しいですが、良くないことがあり過ぎて緊張で張り詰めていた。

昨年撮影のスカイツリー。2009年当時は工事中(*‘ω‘ *) 

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浅草駅(あさくさえき)は、東京都台東区にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東武鉄道・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。台東区最東端の駅である。

所在地は東京メトロが浅草一丁目、東武鉄道が花川戸一丁目、都営地下鉄が駒形一丁目である。

なお、同じ駅名である首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの浅草駅は約600m(徒歩で8分程度)の距離の、浅草寺を挟んで反対側の国際通り地下にあり、接続駅・乗換駅扱いとなっていない。詳細は浅草駅 (首都圏新都市鉄道)を参照。

浅草駅 - Wikipedia 

2009年夏頻繁に浅草に訪れた

 それを察してもらえたか、誘い出してもらえた。店内もいま風ではないが、なつかしいぬくもりのようなもの感じられたし、安心して過ごすことも出来た。ご両親と話すこともでき、つかえていたものが、少しだけ取れたような気もした。自然とお酒の量も増える。

 お目当ての電気ブランもいただけた。楽しく過ごすことが出来ましたし、ありがたい気持ちにいまだあります。ごあいさつが出来ないでいるので、機会がつくれたら嬉しく思います。

 

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電気ブラン(でんきブラン)は、東京都台東区浅草にある神谷バーの創業者、神谷伝兵衛が作ったブランデーが混合されたアルコール飲料。

当時電気が珍しかった明治時代に誕生した、ブランデーベースのカクテルである。大正時代に流行した文化住宅・文化包丁などの「文化…」、あるいはインターネットの普及につれて流行した「サイバー…」や「e-…」などと同様に、その頃は最新のものに冠する名称として「電気…」が流行しており、それにブランデーの「ブラン」を合わせたのが名前の由来である。発売当初は「電氣ブランデー」という名で、その後「ブランデー」ではないことから現在の商標に改められた。

電気ブラン - Wikipedia

飲みすぎたか帰宅に手間取る… 

 調子に乗り過ぎたか、飲み過ぎてしまった。緊張で張り詰めていたのが、一気に解けたか、油断していたのだろう、泥酔状態になってしまう。都営浅草線で帰宅しようと乗車するも、泉岳寺駅乗り換えなければならないものを、下り過ごしてしまう。

 不思議なもので、地下鉄なのに地上を走っているねと思うも、また、地下に潜るのだなと納得してしまう。

 利用している人なら分かるはずですが、泉岳寺駅で西馬込行きに乗り換え、2駅で五反田。3駅戸越。4駅中延。以上3つの駅で降り、タクシーないし徒歩で帰宅というのが最短になるのですが、西馬込駅まで地下を走っており、地上に出るはずは絶対にない。

 にもかかわらず、あれ、地上を走ってやがるな、想うも、何れ潜るのだろうと納得してしてしまう。しばらく眺めていても、もぐる気配もなければ、お目当ての五反田、戸越、中延、いつまでたっても来やしない。次駅は“平和島”と来やがった。

 さすがに気づくいたので、仕方なく平和島で下車することにした。現地に下り立つと辺りはまっくら。ほぼ、泥酔状態が変な作用をしたか、とにかく怖い。タクシーを使って帰宅することにした。

 平和島というものをよく理解しておらず、どこにあるか把握できていなかったが、意外と品川にある自宅まで、距離もなく、想った以上に早く帰ることが出来た。

 右往左往したわりに、あっさり帰宅できたのが拍子抜けだったいう2009年夏の出来事。

 


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